プロフィール6 ヨガインストラクターとしての立場 あなたはどんな役割でがんばっていますか?

あなたが社会でがんばってる労働者としての立場は、どんな役割でしょう?

わたしが6つめの立場として働くヨガインストラクターとしての役割についてお話します。これからヨガインストラクターを目指す人ヨガインストラクターとして続けていくことに不安を感じている人は、この記事を読んで、ヨガとどう関わっていくのか考えてみてください。

運命の選択「まかない食べ放題」or「ヨガ未経験者歓迎」

わたしがヨガインストラクターになったのは、勤め先のスポーツクラブでの役割がきっかけでした。   

それまでは育児中心の生活で、ママ友との輪から乱れないようにすることに依存しきっていました。その固執した世界に苦しさを感じ始め、抜け出すためにも社会復帰したい!と思い、いろんな求人広告を探す中、とあるスポーツクラブオープニングスタッフ募集のチラシを見つけたんです。

ヨガ未経験者歓迎」「やる気のある人!」「勤務外でマシン利用OK」「週3日パートタイム勤務」

学生のころは硬式テニス、社会人になってからはトライアスロン、フルマラソン、出産してからは運動から遠のいてしまっていましたが、もともとスポーツは好きだったので、未経験でもいいならできるかも!正直、ラーメン屋の「まかない食べ放題!」とめちゃくちゃ迷いました。

ダメダメ、これ以上太るわけにはいかない。ダイエットにもなるし一石二鳥好きのわたし。スポーツクラブに応募する事にしたんです。   

ありがたくも採用され、スポーツクラブにて業務説明を受けました。やってもらうことはワンオペです。「ヨガインストラクター」「受付」「清掃」「マシン指導」・・・のちにこれに「クレーム受付」てのも加わるんですけど、今は置いといて。

ヨガインストラクター」って聞いて、当時のわたしは、そ~んなセレブが流行らせたような、生ぬるい運動なんか私にできるかしら~。興味もそんなにないしな。

トライアスロン=鉄人といわれるスポーツやってたんでね、なめまくってたんですよ。ゆるゆると動いてどうすんじゃ、炎天下の中ガッツでやる運動じゃなきゃわたしの性には合わないかも、と。      

ヨガインストラクター=おしゃれでナチュラルで健康的な人々(個人的イメージ)

これとトライアスリートだったわたしが結びつく気がしないでしょ?でも結ばれちゃうんだから恐ろしい笑

想像と現実とのギャップ

さて、とはいえヨガ研修を受け、生ぬるかったのはわたしの頭ん中で、これはかなり大変な仕事だ、と気づいていくわけなんですが。

実際今この立場になってみて、最初に抱いていたイメージとはまったく違うものでした。

ヨガだけで生活をして、みんなから憧れの目で見られる華やかな世界。そんな環境で働けている人はごく一部で、ほとんどの人が心の悩みカラダの悩み生活の悩みを抱えながら、泥臭い努力をしてがんばっています。

トップで活躍されている方々もそうとうの努力があってだと思うので、今じゃ尊敬しかありません。

かれこれスポーツクラブで「ヨガインストラクター」として働いて、6年になりますがまだまだ肉体的にも精神的にも学びの途中です。。

目的を決める「個人」or「雇用」

まず、自分がどこを目指すのか選択する必要があります。

ヨガインストラクターだけしかやりたくないのならで実績が必要になるので資格を取って、講師登録ができるヨガスタジオを探しましょう。仕事次第で収入も大きく稼げるのがメリットです。

ただし、資格がないとなかなか採用されにくいので、まず資格を取る資金と時間が必要です。その後も仕事が入らなければ個人で行うか、沢山のスタジオに登録しなければならないのがデメリットです。

わたしは収入は扶養範囲内のお給料を安定して稼ぎたかったので、時給制のお仕事を選びました。

時給制のメリットは収入が安定していることですが、たとえ生徒さんが1名でも15名でも30名でも時給は変わらないことが多いです。(デメリットともいえるでしょうね。)

レッスンだけやりたい、というわけにいかず他の業務も覚えなければならないのがデメリットです。(とは言えお客様とお話していても時給は発生するのでメリットともいえるでしょうね。)

資格がなくても、クラブ環境によっては研修制度があるので、資金がない人は現場で働きながら学ぶことをお勧めします。

スポーツクラブではたいてい45分~60分のレッスンを週に4~5回。多い時は一日に3本レッスン、なんて日もあります。

1か月約20時間(60分×5回×4週間=1200)を6年続けてきたので、なんと1440時間もヨガレッスンやってきたってことです。レッスンの前には必ず構成を考え、45分の練習をしてから行っているのでそれも合わせると・・・

我ながらすごい時間かけてやってきたな~

それだけの実績を積むことができる場所を提供してもらいました。経験値が浅いかたには、まず経験を積むことが大事です。

また全国展開しているような企業は制度や福利厚生も充実しています。なにより経験値の高いトレーナーが沢山在籍していて、資料も豊富にありますので、個人的にはかなりお勧めです。

ただ、勤務と労働の対価が見合わない、カラダがきつい(実際故障して断念した人もいます)、生徒さんからの言葉にストレス などの理由で辞めていったスタッフを何人も見てきました。

ある程度経験値を溜めたら、勤務歴を資格代わりに独立するのも良いと思います。

ヨガインストラクターをやってよかったこと

ヨガインストラクターというお仕事をされている方は沢山います。18歳~生涯続けていける息の長いお仕事です。

ヨガインストラクターをやっていなければ、今の健康な身体は手に入らなかったということです。見た目もやっぱり気を遣うので体重管理もするようになりました。ヨガを教えることの楽しさや喜んでくださる生徒さんを見ると嬉しくなります。

ヨガを通じて仲間もたくさんできたし、お友達も増えました。小さく固執した世界が、見え方も変わり大きく広がりました。

ママ友とも、良い距離感で今も仲良くしています。もしラーメン屋で働いていたとしたら、身体のこともあまり考えなかっただろうし、今より確実にデブになってます笑 

まとめ

大変なこともあるけれど、それはどんなお仕事にも共通していることです。そのお仕事で得た知識や仲間は一番の財産だと思います。

あなたがヨガの世界で悩んでいるなら、せっかく踏み入れたんですから、ここで悩みを吐き出しませんか?その悩んでる時間を楽しむ時間にしなきゃもったいないよ!

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