私の日常が変わった日<エピソード6・希望>

ヨガインストラクターとして活動を続ける私は、日々のレッスンの中で、ヨガのポーズがもたらす効果、そしてその本質的な動作に疑問を抱き始めました。

柔軟性を高めるだけではない、軸の安定という重要な要素。しかし、書籍から得られる情報は表層的なもので、私の疑問を解決するには至りませんでした。

「本当にこのポーズは、この筋肉に作用しているのだろうか?」「骨格の構造から見た、正しいアライメントとは?」

私の疑問は深まるばかりでした。

昔からの気になると深堀りたくなる探求心がうずうず疼き、家族を説得し、何十万という受講料を払いヨガインストラクター養成学校への入学を決意します。

ヨガインストラクターを始めたときはこんなにも深く知りたいと思うなんて想像もしていなかった私。

「セレブがチーン」とはかけ離れた地道な努力が待っていたのでした。

追求心が止まらない

半年に及ぶ約200時間の講義を経て、私はヨガインストラクターとしての基礎を確立しました。しかし、同時に、まだ足りない知識があることを痛感します。

人体の骨の位置、筋肉の走行。それらを理解せずに、ヨガの本質に迫ることはできない。

このままでは解決できない自分に、さらなる知識を求め、解剖学のオンライン講座を受講することを決意します。

「解剖学」という、人体の構造、筋肉の動き、骨の配置、前にも言ったように右から左に抜けていく私。

新たな試練のはじまりでした。そこでまた、強烈な人物との出会いがあるのでした。

次回に続きます。

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