悪夢のディズニーランド?ママ友との夜行バス旅でまさかの展開
ママ友とのお付き合い、楽しいけれど、断れない誘いってありますよね。
先日、私が巻き込まれたのは、まさにそんな「断れない誘い」から始まった、とんでもないディズニーランドの旅でした
断れない誘いと、私の密かな野望
正直に言うと、今回の旅の誘いを受けた時、私の頭の中はパニック状態でした。なぜなら、実は私、最近とある秘密のミッションに挑戦中でして。尊敬する師匠のもと、1秒でも早く成果を上げたくて、毎日毎日時間と戦っているんです。
特に週に一度、朝5時半からの**「鬼の特訓」**がある水曜日は、もはや私の生活の一部。24時間じゃ全然足りない! ここ数か月寝る間も惜しんで戦略を練り、1分も惜しんで集中したいのに、この特訓を休まなければならないなんて、仲間から置いていかれてしまう気がして、どうしても踏み切れなかったんです。
心の中では「ディズニーより、トレーニングに欠席したくない……!」と叫んでいました。
でも、ママ友たちにはこの秘密のミッションのことは話していません。だから、「ごめん、水曜日はちょっと……」なんて言えるはずもなく。
総勢10名のおさななじみ仲間との、夜行バスに乗って夢の国へ向かう旅の日が刻々と迫ってきています。そう、これは私にとって、まさに**「断れない誘い」**だったのです!
頼みの綱は息子。「やっぱり乗り物怖いし行きたくない。」と言ってくれ~!
「乗り物乗れないとつまらんじゃない?」と聞いてみたら、息子は
「メリーゴーランド100回乗りに行こっかな!」
・・・祈り届かず。
エコノミー症候群を疑似体験
夜行バスのシートは、本当に「体がすっぽり入る程度のスペース」という表現がぴったり。足をのばした先には壁。身動きが取れず、寝返りなんて夢のまた夢。正直、寝れるわけもなく、バスに揺られ6時間。朝方には「これってエコノミー症候群ってこんな感じなのかな…」と、疑似体験までしてしまいました。
体中がバキバキで、ディズニーに着く前からすでに疲労困憊。
バスの車内でも実はトレーニングのことが気になってしまって。この時点で、帰りたい気持ちでいっぱいでしたね。

メリーゴーランドの白馬コンプリート宣言!息子の限界と謎のペアリング
来る前からわかっていたのは息子はスプラッシュマウンテンのような絶叫系は苦手。彼が乗ると宣言したのはメリーゴーランドとアリスのティーパーティー。それここまで来て乗るやつだろうか・・・せっかく来たのに、これだけ…?と、正直残念な気持ちでいっぱいでした。
しかし、パークに行くと、意外な出来事が。
ジェットコースターは絶対乗らない、と前回のディズニーでも頑なに乗らなかった息子がなんと、ガジェットのゴーコースターに乗れたんです!
友達の前でかっこつけているのか、断れなかったのか。
彼の心は謎ですが、交通公園で十分じゃねーか!という私の心の絶叫を払拭してくれました。
しかし、子供に人数が奇数。乗り物に乗るたびに余ってしまう子と私。毎回あぶれた「ぼっちペア」が結成されてしまいました。
私の目をみつめて「わっくんのお母さんと乗る!」といってくれるけど、本当は友達と乗りたいよね。
先日家族で行ったディズニーランドでは、パパ争奪戦で。ママと乗りたい!って昔は両手に花だったのに・・😢
おばちゃんと乗ってくれるなんてなんて優しいのよ、ありがとう~。

修学旅行に合わせて遊びに来た真相
そして、まだ納得のいかなかったのは「修学旅行に合わせて行くディズニー」
シーに行くからシーかと思いきや、ランドという、なぜ同じ日に来て別の場所なのかという謎。
同じパークなら偶然出くわしたら写真も撮ってあげれるし、なんならポッポコーンも買ってあげるとかサプライズな楽しみもあったはずなのに。パーク内を歩いている別の学校の学生とすれちがうたび、こういう感じだったのかなーって想像してみたりして。
もやもやが残る中、夕食をとっているときママ友がこう言いました。
「娘を修学旅行に送りだしたとき、胸が苦しくなって泣けてきちゃった。」
え?どういうこと?
浅草なんて言って大丈夫かな、道に迷って困っていないかな、怖い想いしていないかな、と思うとどんどん不安が押し寄せて苦しくなってしまうんだそう。
たしかに、幼稚園のときも、お泊り保育で泣いていたな、、
もしかしたら、近くにいることで安心するけど、同じパークにしてしまうと、余計な心配が逆に増えるから近からず遠からず場所で見守りたかったのかも。そう考えたら、私が「シーにしてほしい!」と嘆願したとき、「ごめん、ランドにいかせて。」と言ってきたのはそういうことだったのかも。
夢の中の記録
夢と魔法の国、ディズニーランド。
乗ったアトラクション:ベイマックスのハッピーライド2機、アリスのティーパーティー3カップ、キャッスルカルーセル3馬、空飛ぶダンボ1ダンボ、ホーンテッドマンション、イッツアスモールワールド、モンスターズインク、ガジェットのゴーコースター1、白雪姫と7人の小人、ぷーさんのハニーハント、スターツアーズ、
クラブマウスビート当選、パレード昼夜、プロジェクトマッピング
ポップコーンしょうゆバター味、スモークターキーレッグ、チュロス、リトルグリーンまん
アトラクションの待ち時間も短く、ショーも観れて、レストランの席も座れたので、今までで一番スムーズに回れたのではないかという充実ぶり。
ぶーぶー文句いうんじゃねー!って?

夢と現実
私の目の前には、夜行バスの疲労、息子の機嫌、ぼっちペアという現実が広がっていたものの、子どもたちが楽しんでいる姿を見るのは嬉しかったし、ディズニーランドにいる間、旦那の夕飯の用意をしないで済んだことも解放された時間でした。
……と、散々文句を言ってみましたが、最終的には、夜行バスでの移動も、パークでの息子のプチ迷子も、日傘紛失事件も、後から考えれば笑い話。普段、忙しくてなかなか遊ぶ時間ももてないママ友たちと、こんな風にハプニング満載の旅ができたこと、それはそれで貴重な経験でした。
今回の旅で学んだこと。それは、「断れない誘い」も、時には人生のスパイスになる、ということ。そして、どんな状況でも楽しさを見出すことができる、ママ友たちのたくましさ(と、私の忍耐力!)ですね。
パークを後にして、息子から「帰りは車か新幹線かで帰りたい」と。帰りも夜行バスだよ。
早朝6時に最寄り駅に到着し、帰宅。そして帰宅後、例のミッションにヒーヒー言いながら取組み、午後からピラティスのお仕事に飛んでいくのでした。

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