あなたにとってのヨガとは?
ふと立ち止まって、今、なんでヨガしてるんだろうって考えたことってありますか?あなたは、きっとヨガに関わった生活をしているから、このブログにたどり着いたのだと思います。
あなたが今ヨガをしながらも、どこかにストレスを感じているのなら、その原因はいったい何なのか。忙しさを言い訳にしたり、事実に向き合うのが怖くて、問題から避けていませんか?
この記事を読むことで、あなたがヨガとの関わりをどうしていきたいのか気づくことができ、これからヨガとどう付き合っていくか新たな気持ちでスタートできます。
ぜひ読み進めていって下さい^^
ヨガをやりたいのか ヨガを教えたいのか
あなたがヨガと出会ったときを思い返しながら読み進めてください。
わたしとヨガの出会い
は、しょっぱなから、業務として「やらなければならない」というところからでした。
ヨガ=軽い運動 程度の認識で始めました。
教えるわたしがヨガ初心者
で生徒さんのほうがヨガ歴が長い、という状況で・・・ごまかすのが苦しかったです。
とにかく少しでも飽きられないようレッスンしなければ、比べられてがっかりされないようにしなければ、と必死でした。
そこには”ヨガ楽しい!”とか”ヨガって体にいいね!”なんて考える余裕はひとつもなかったです。
しばらくすると一緒に働いていた同僚は、教えることが苦痛になって辞めていったり、別の仕事がしたいといって辞めていきました。
彼女たちは、「身体がキツイ」「趣味でやるだけにしたい」「”やる側”になりたい」と言っていました。
ヨガをやることとヨガを教えることとはまったく別物だと、彼女たちの姿が示してくれました。
わたしもそこで考えてみたんです。この先この仕事、続けていけるんだろうか・・・。
ヨガをやりたい?教えたい?
どっちなんだろう。
二択で未来を想像する
1人、2人とヨガインストラクターを辞めていく仲間を見て、正直羨ましさもありました。
このストレスから解放されるならわたしだって違うことでもやりがいを感じられるんじゃないか・・・
他のお仕事を見つけてストレスから解放されたなんて話を聞くと、このままヨガインストラクターを続けていていいのかと不安になりました。
決めきれないまま時だけが過ぎていく。そんな現状にもやもやしていく自分。
ちゃんと自分と向き合おう!
このまま続けたらどんな未来になるか、やめたらどんな未来になるか、重い腰をあげ、紙に書き出してみることにしたんです。
【選択①】続ける
自信をもって教えれなければ、きっと不安から抜け出せず辛くなる。辛くならないためには技術や知識を増やす。技術や知識を増やすためにはどうしたらいいか
⇒自己勉強するか知識をもっている人に教えてもらう必要がある。そのためのお金と時間を確保しなければならない
【選択②】辞める
別の仕事をして、ヨガはやりたいときにやる程度にして生活のたしなみにする。
⇒仕事探し。勤務時間、業種、時給の選択。日中短時間勤務可能でなるべく時給の高いところ。自分のスキルを活かすとしても特に秀でたものはない。未経験者でもできる職にするのか考える。
事務、レジ、配送、清掃、内職、今ほどやりがいを感じれる仕事
が見つかるかどうか・・・
あなたなら、どちらの選択をしますか?
続ける選択をしたわたし
”続ける”と選択したわたしはヨガを基礎から学ぶことを決意します。時間もお金もかかる為、覚悟が必要でした。でも、当時のわたしには知識という礎がなければ続けられないと思ったのです。
ヨガインストラクター養成学校
に行き始め、本来ヨガと何か、ヨガの基礎を技術も経験値も高い講師に教えてもらいます。
そこで感銘を受けたのは、ヨガのハイレベルなポーズでもなく、レッスンをうまくやる方法でもなく、”ヨガ哲学
”だったのですが、それはまた別の記事でお話します^^
ヨガインストラクター養成学校を卒業し、かつて ヨガ=軽い運動 だった認識が ヨガ=心身健やかに整えるもの に変わり自信をもてるようになりました。
実はヨガと並行して、解剖学の知識も学び始めたことが知識を深めれた大きな要因でした。人それぞれ考え方が違って良いんだ、というヨガのマインドと、人それぞれ骨格も違うから、誰かに合わせて無理したり頑張りすぎたりしないで良いんだ、というマインドが結びつき、不安を払拭することができたんです。
あのままやめていたら、きっと今までのように中途半端な知識しかわからないまま、ヨガってこういうもんだ、と自分の都合いいよう解釈してしまったと思います。続ける決断をしてよかったな!と思いました。
それと同時に今まで教えてきたことの薄っぺらさが・・・恥ずかしい!!
知識という財産
を得たわたしは、どんなヨガインストラクターが隣にいても心が乱されることはなくなりました。わたし自身が心身を安定させられるヨガを大切にすれば良いんだということが分かったからです^^
わたしが持つさまざまな立場に合わせなければならない拘束がある、という現状もありますが、知識を増やし自分の健康のためにもヨガを続けていきたいと思えるようになりました。
ヨガにきまりはない
ヨガは本来僧侶の修行目的で行うようになったといわれています。それがアメリカへと渡り、多くの人々にヨガが広まりました。現在のヨガの多くは、運動不足解消やストレスケアなど本来の目的とは違った形に変わってきた部分もあります。
ヨガとは本来こういうものって言いきってる人いますけど、それはその人が決めた事なので、あなたはこれだと思ったものを大切にしていけばいいとわたしは思います。
ヨガをひろめたい!って言ってる人いますけど、もう世の中に広がっているんで、わざわざあなたが使命感のように頑張らなくても勝手に広がります。
そこに無駄にエネルギーを費やさず、自分のこと、大切な人に労と時間を費やしましょう。
わたしにとってのヨガは、長いであろう人生で健やかな心と身体を保つための方法のひとつです。その方法はランニング、筋トレ、買い物、お食事、おしゃべり、なんだって良いと思います。
何をやったらいいかわからない、やりたいことが見つかっていないって人には、辛いトレーニングを始めるより入り口が優しいので、ヨガを選択することをお勧めします。
毎日じゃなくてもいいから、ヨガをする環境があるといいな、と思ってレッスンに参加して下さる人がたった一人でもいる限り、続けていこうと決めています^^
最初に開発されたものは人の手に渡って改良されていくのが道筋です。その時代のニーズに合わせて進化していくのは、車もヨガも一緒でいいんじゃないかと、わたしは思います。
まとめ
これからあと何年自分の人生があるかなんてわかりません。
でも確かなことは“一度きり
”だということ。
あなたが幸せだと思える人生には何が必要なのか、導きのヒントになったでしょうか。
ヨガに迷いを感じているかたの目の前に、明かりが灯るときっかけになれば嬉しいです。
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