自分に自信がなくなるなんて、生きていれば当たり前です。
人は何かしら周りと比べたり、比べられたりします。自分も何かと比べて、上だと感じると安心したり下だと感じると焦ったり落ち込んだり。自他ともに評価されながら生きてます。
私が働くヨガスタジオには、若くて細くてかわいいインストラクターや、私より2倍も足が長くスレンダーで上品なインストラクター、笑顔がさわやかな男性インストラクター、グラマーで目のやり場に困るお色気インストラクター、
いろ~んなタイプのインストラクターがいるんですよ。
個性あふれる面々の中のわたし。

若いわけでもない、かわいいわけでもない。足は短い、しぼんだ風船のような胸。いったい何を「売り」にしてやっていけばいいの??
万一ライバルより上だと感じたとしても、また別の個性あふれるライバルが現れたら、どうしたらいいのでしょう。
1.他人に振り回されて、自分を過少評価しない
「比べないようにしましょう」
なんてはっきり言って無理です。
まわりのすごい人たちの環境や容姿を見て、自分の環境や容姿を恨んだりします。私も同じ環境だったらもっとできるのに・・なんて想像したりして苦しくなる。
その羨んだ部分、あなたが「見ているもの」に、参加する生徒さんはどのくらいこだわってるのでしょうか。
実際のリサーチ結果をいくつかお話しますね。わたし、聞き出すのは得意なんです!
【リサーチ1】素敵なスレンダー女性インストラクターのレッスンに参加したご婦人。

手足の長さが違いすぎて、私にはできないポーズばかりだったわ。
【リサーチ2】若くてかわいい女性インストラクターのレッスンに参加した男性。

カラダがやわらかくていいねぇ、、あちこち固くて動けなかったよ。
【リサーチ3】爽やか男性インストラクターのレッスンに参加した主婦さん。

ドキドキ緊張しちゃって!何やったんだか全然覚えてない!
どうですか?あなたが「見ていたもの」って重要だと思いますか?
結局、他人に振り回されて、自分を過少評価しちゃってませんか?
あなたが気づいていないだけで、実はあなたのことだって「見ている側」からは羨ましがられているかもしれません。
わたしは直接生徒さんに聞きだしたり、ありがたいことに生徒さんからお声かけて頂きました。
【リサーチわたし①】同年代の主婦さん。

<りっぽ>さんでも頑張ってるんだから、私にもやれるかなって気持ちになります!
【リサーチわたし②】シニアの主婦さん。

若い人ばっかりだと、私たちの気持ちが分かってもらえるか不安。<りっぽ>さんやめないでね。
【リサーチわたし③】若いOLさん。

ちょっと同年代の人だと聞きづらくて。<りっぽ>さんには話しやすい!
これが私への評価です。ブスだろうが年増だろうが足が短かろうが(泣)、こんなわたしを好んでレッスンに参加してくださる生徒さんもいらっしゃるんですよ。
見た目にこだわって評価していたのは他人じゃなくて、自分自身だったと思いませんか?
もちろん見た目も大事ですよ。目からの情報量は9割ですからね。でも、それは自己評価であって他人からの評価ではないことは理解しておきましょう。
比べることって悪い事?
そもそも、比べること=悪い事 なんでしょうか?
わたしが小学生のころは通知表は1~5段階評価でしたが、息子の通知表は{3・2・1 A/B/C}の3段階評価です。例えばクラス30人いて、先生がAだと思ったら、その教科は30人A判定です。
他人とは比べない、ということを主張しています。こういった評価基準はまだまだごく一部であって、中学生になれば、過去も今も5段階。学年全体で評価されます。
社会にでても、各店の売上げを掲示したり個人の販売実績を評価したりします。

「他人に勝ちたい」「社会に認められたい」という誰もが心にある自己欲求を刺激してくるんですよね。それに疲弊して逃げると落ちこぼれた気持ちになる・・・
苦しい未来が待ってるなら、初めからやりたくなくなりますよね。
ここまでくると、比べること=悪いこと ばかりですが、
逆に「他人に勝ちたい」「社会に認められたい」という誰もが心にある自己欲求で、負けたくない気持ちが生まれてやる気が出たり、追いつきたい気持ちがパワーになってモチベーションがあがるって人もいます。
比べる事=プラスに働いて 成果をあげられる人もたくさんいます。
要は、自分の都合で「悪い方」にも「良い方」にも変わっちゃうってことです。
2.比べるのは自分自身
無限に現れる「他人」と比べるのではなく、知り尽くしている「自分」と比べるのが最もお勧めです。
わたしは自分と向き合うことで、次のような気持ちが湧いてきました。
- できない自分に言い訳してるじゃん。ダサいわ~。
- 無理に背伸びしても何も変わらないんだから。
- 自分の味方は自分自身。自分が認めてあげなくてどうすんの!
肩にのせてたプライドとか見栄とか降ろして、そのまんまありのままのわたしでいるのが一番心が楽になれることに気が付きました。
今日までなんだかんだ努力してやってきた自分。すごいじゃん!って認めてあげましょう^^
3.無償で愛してくれる人に会いに行く
小さなプライドで自分に嘘をつみかさねてしまうより、今の自分の良いとこも悪いとこも素直に認めて自分を否定しないでいたら、心がきっと軽くなるはず。
それでもどうやっても自身がなくなったときは、ご両親を思い出してください。どんなにダメなわたしだろうが、理屈抜きに愛してくれてますよね。
あなたが自分自身を否定してしまうのは、あなたを生んで一生懸命育てたお母さんやお父さんが悲しみますよ。
会いに行けるなら会いに行ってくださいね。愛情チャージが一番の心の栄養ですから!
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