起業家になるために捨てたもの①口にださない習慣

起業家になるには、今までの当たり前な自分を変えていかなければなりません。

それには仕事をしているときだけじゃなく、普段の生活から見直していくことにしました。

曖昧な返事や言葉を濁すのをやめる

はっきりと自分の意見や気持ちを伝えるのって勇気もいるしストレスにもなるし。だから相手に合わせて同調してみたり、自分の意見を言わないままにして余計にストレスになっていました。しかし、自分の当たり前はなかなか直らないもんで・・・

事件1:ランチに誘われた時

友人A:「今度授業参観前にみんなでランチに行きたいなって!どう?来れる?」

私:「うーん、仕事が12時までなんだけどもしかしたら残業になっちゃうかもで…あー…どうかなあ…その時のの様子によるっていうか。」

友人A:「…つまり、来れないってことでOK?」

私:「いやまあ、間に合えば行きたいんだけど、うん。でも、待たせても悪いから。」

行けない、ってさっさと言え!(←自分の心の声)

事例2:お花見のお誘いを受けた時

友人B:「4月、何か予定ある?お花見いきたいねー」

私:「可能性としては、木曜日か土日の昼、まだちょっとわからないけど行きたいなー。」(まるで夢の話)

友人B:「具体的にいつなら空いてる?」

私:「春は新学期でバタバタしてるから、なかなか自分優先に決めれなかったりで…もしかしたら5月ということも…ありえるかも。」(結局あいまい)

友人B:「じゃあもうちょっと落ち着いてからにしよう!」

なかなか言い切るってのが苦手で。このままでは、来年の春にも開催されないかも。。

事例3:師匠に仕事の進捗状況を聞かれた時

師匠:「企画書の進捗どう?」

私:「はい、着実に進めてはいるんですが…なかなかその…ねってもねってもいい物にならないな、と。」(まるで否定形を重ねるなぞなぞ)

師匠:「具体的にどこに詰まってる?」

私:「どこというか全体にというかあの…自分でもどこを改善したらいいのかまだ若干の…その、煮詰め方がわからないというか。」(まるで曖昧な料理のレシピ)

師匠の眉毛がさがりっぱなしになっている映像がいまだに能吏に鮮明に映し出されます。

事例4:感想を聞かれた時

友人D:「こないだの、東京バナナぽんちゃめキャラメルバナナ味、どうだった?」

私:「ああ!色々な味わいが絡み合っていた、というか」(帰りの道中一口で食べたから覚えていない)

友人D:「つまり、おいしかったの?」

私:「おいしかったです!」

きっと友人にも味わえていないことは気づかれたでしょう・・。

曖昧さは自分のことも決めれない

心の声(妄想):

「はっきり言ったら、もし相手と意見が違ったら気まずいかな…?それに、今決めつけちゃうと、後で気が変わったら困るし…。色々な可能性を残しておいた方が、スマート…だよね?うん、きっとそうだ!」

こんな風に、色々なことを考慮(?)した結果、なんとも言えないフワッとした返事をしてしまうんですよね。

その結果、

  • 自己分析の不足: 自分が何を考え、どう感じているのか具体的な意見や希望が出てこない。
  • 決断への恐れ: 間違った選択をして後悔したくないという気持ちから、明確な決断を避ける。
  • 自信のなさ: 自分の意見に自信がないため、断言することをためらい、曖昧な表現で逃げようとする。
  • 他人からの評価を気にする: 周囲にどう思われるかを気にして、当たり障りのない言葉を選んでしまう。
  • 変化への抵抗: 明確な決定をすることで、現状が変わってしまうことへの不安がある。
  • 思考の優柔不断さ: 複数の選択肢の間で迷い、なかなか一つに絞り込むことができない。
  • 責任転嫁の心理: もし何か問題が起きた際の逃げ道を作っておこうとする。

曖昧な態度の裏には、

自分の内面の不確かさや、決断することへの抵抗感が潜んでいました。

自分の本当に望むものを得られなかったり、周囲とのコミュニケーションを結局円滑に進められなかったりする場合もありそうです。

まず自分の気持ちや考えに正直に向き合うこと、

そして小さなことからでも自分の意見を表明する練習を始めています。

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